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経済対策事業費20兆円超!!リニア延伸前倒しに3年間で3兆円!!

2016/07/21 17:50:24 | その他 | コメント:0件

リニア


《経済対策20兆円超の金額に驚愕!!》
2016年7月20日、政府が経済対策の事業費を20兆円超とする方向で調整していることが分かったそうです。この20兆円の中には民間企業の支出分も含まれています。ですが、「21世紀型のインフラ整備」ということで8兆3千億円超が充てられ、その中からリニア中央新幹線の延伸前倒しの為、3年間3兆円が貸し出されるそうです。
国家的なビッグプロジェクトなだけあって金額の桁がすごいですな。リニア構想があることは知っていましたが、実際に実現に向けて動き出しているのかどうかは、あまり知らなかったので少し調べてみました。
実はもうリニア新幹線運行に向けて工事は始まっているみたいですよ~!!

《リニア=中央新幹線はどこを走るの?》
実際、どこを走って、どこで停車するのか気になるところですよね。

リニア中央新幹線のルート(全線)

上の図のように、全線開業すると大阪-東京間を結ぶ路線になるそうですが、先に着工されている区間は東京-名古屋間だそうです。東京-名古屋間の路線は2013年9月18日に路線と中間駅が発表されてました。

リニア中央新幹線のルート(東京-名古屋間)

平面的に見るとふむふむ、なんか簡単に出来そうな気がしますが、路線の高低差が分かる断面図を見ると・・・・

東京-名古屋間_ルート断面

ぎゃー!?この高低差は大丈夫なのか?と心配になるやばさですよね。

《最大の難関!!南アルプストンネル》
断面図はグレイが地表の標高になっていて、青い濃淡の線が計画されている路線が走る高さだそうです。青い濃淡の薄い線が地下を走るトンネル部分で濃い青の線が地表面を走る部分なのですがほぼ地下を走るトンネル部分ですね。JR東海の柘植康英社長は中央新幹線の建設において、品川駅と名古屋駅、そして南アルプストンネルを“難工事”として特に挙げています。
 標高3000m級の山々を通過する南アルプストンネルは、地表から最大でおよそ1400mも深い場所に長さ約25kmのトンネルを掘削するもの。そうした条件から“最大の難関”になる可能性もあり、2015年12月18日に中央新幹線で最も早く本格着工されました。
 
施工するのは大成建設、佐藤工業、銭高組の共同企業体。最難関とされる南アルプスを貫く大トンネル(総延長25キロメートル)の一部で、トンネルの東端にあたる山梨県側の工区7.7キロ。工期は平成37年10月末までの約10年間。
想像しただけでもゾッとする超難工事ですが、国家的ビックプロジェクトの最難関部分の工事に携われることは非常に誇りある仕事だなと思いました。なんとか頑張って怪我くらいはするでしょうが、誰一人欠けることなく工事を完了して欲しいものです。にしても工期長いね・・・。

《完成時期》

現段階での開業時期は

 東京・品川駅 - 名古屋駅間 --------- 2027年(平成39年)
 名古屋駅 - 大阪市内間   --------- 2045年(平成57年)

まだ10年以上先の話なんですよね。でもこれを前倒しする為の事業費だからもう少し早くなるはず!?

《気になる運賃と所要時間》
やっぱり気になるお値段と所要時間。

東京-大阪間_所要時間

全線開業するとおよそ半分の時間になるそうです。
お値段は現行の新幹線+1,000円程度に抑える見込みだそうです。
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