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「わかしお」船尾の撤去開始!

2021/02/21 05:59:30 | 事件・事故 | コメント:0件


わかしお撤去開始_01

 2020年7月25日モーリシャス沖で座礁した「わかしお」船尾部分の撤去が始まるようです。

 どのように撤去するのかは分かりませんが、現場には2,000t吊の起重機船「泓邦6」(HONG BANG 6)が到着しています。

 2,000t吊だと船尾部分の重量的に現況のままで水面上へ吊上げるのは厳しいような気がします。いけるかもしれませんが。

 記事には”The parts will be transported on a special barge”と記載があります。

 撤去方法としては、浮力を足して2,000t吊の起重機船で水深があるところまで水切りしない状態で曳航して半潜水バージに積込。分割撤去も考えられますが、リスクが高いような気がします。あくまで、個人的な予想ですが。



1.「わかしお」撤去開始の記事





Google翻訳

By Vel Moonien in Mauritius –

ワカシオの厳しい除去がモーリシャスで開幕

ワカシオの弓が打ち切られた6ヶ月後、船尾の解体はついにモーリシャスのポイント・デスニーで始まった。部品は、地元のスクラップメタルリサイクルスペシャリストに引き渡される前に、ポートルイスの港に特別なはしけで輸送されます。

この作戦は月曜日、昨年7月からサンゴ礁で立ち往生しているワカシオの75メートルの弓を解体するために、中国企業Lianyungang Dali水中エンジニアリングの専門家と共にギアに蹴り込まれた。

気象条件に応じて3月末までに完了する予定のこの作戦は、長さ225メートルの鉄鉱石船の船首がオールドグランドポートから約20海里離れたオランダのサルベージ会社スミット・インターナショナルによって切断されてから6ヶ月後に行われる。

わかしお撤去開始_02

厳しい除去は、ホンバン6、このタイプの仕事に特化したクレーンバージと世界でその種の3つのうちの1つを含みます。船は1週間前、COSCO海運が運航する半潜水艦の重揚陸船であるシン・グアンハと共にモーリシャスに到着した。

クレーンのはしけはすでに3つの綱引きと一緒に現場にあります。解体された部品は、汚染防止演習のためにポートルイスに送られる前に乗せられ、より小さな部分に切断されます。その後、部品はスクラップメタルのリサイクルの地元の専門家であるSamloに引き渡されます。汚染のリスクは低いと考えられているが、ギリシャの会社Polyecoは現場にスキマーボートを並べ、近隣のラムサール公園の周辺には公害防止ブームが設置されている。

わかしお撤去開始_03

MVワカシオは、2020年7月25日にモーリシャス沿岸に近づき、携帯電話の信号を受け取った際、中国からブラジルに向かう途中でした。チームがエンジニアの誕生日を祝っていた時、誰も船が陸に向かっていることに気付かなかった。鉄鉱石がサンゴ礁に漂流して初めて、沿岸警備隊はついに船長と連絡を取ることができた。

3つのタンクのうちの1つが船体のストレスのために2週間後に破裂したので、モーリシャス当局が最初に状況の重力を考慮に入れなかったと信じる理由は何もあります。1,000トン近くの燃料がラグーンに流出した。汚染防止の障壁が設置されていなかったので、石油は広がった。数日後、ようやくMV和柏尾が2つに突入した。

難破船の撤去が進行中である間、捜査裁判所は証人の声を聞き続けています。最初の将校スボダ・ジャネンドラ・ティラカラトナは、船長がモーリシャス海岸に近づく決断をしたと言って、インドのキャプテンスニル・クマール・ナンデシュワールに責任を指摘しました。彼はまた、先週、彼がその夜の天気が良くないと最初の声明で嘘をついたことを認めました。船長と共に拘禁中、スリランカの第一将校はまた、船が危険なほど海岸に近いとき、沿岸警備隊からの電話を聞いていないと言いました。船長は、船がもはや深い水の中にいなくなったことを示すために警報が鳴ったとき、テレビを見ていました。

今週、船長は彼の指示に従わなかったと言って、最初の将校を非難しました。彼はまた、その夜アルコール飲料を消費したことを認めました。

引用元:gCaptain | Wakashio’s Stern Removal Kicks Off in Mauritius




2.「わかしお」座礁事故の経緯





<原油流出まで​>
わかしおは、2007年5月に竣工したパナマ船籍(便宜置籍)のばら積み貨物船(ケープサイズバルカー)で、長鋪汽船の子会社である OKIYO MARITIME CORP. が所有し、商船三井が傭船して運航していた。わかしおは積み荷を積載せずに中国の連雲港を現地時間2020年7月4日に出航し、シンガポール経由でブラジルのトゥバラン港(ポルトガル語版)に向かっていた。インド洋を航行していたわかしおは、現地時間7月25日夜にモーリシャス南東部沖ラムサール条約の指定地域に含まれているポワント・デスニー(フランス語版)付近でサンゴ礁に乗り上げ座礁した。乗員20名に怪我は無かった。

この座礁の際に船体を損傷し、2週間後の8月6日朝には燃料タンクに亀裂が入って重油1000トン余りが流出した。流出した重油はモーリシャスの生態系を破壊し、経済や食料安全保障、健康にも深刻な影響を及ぼすことが懸念されることから、モーリシャスのジュグノート(英語版)首相は8月6日に環境緊急事態宣言を発出した。

<原油流出後>
1000トンの原油が流出した後も、船内には未だ2800トンほどの重油と200トンほどの軽油が残っていた。この時船体に入った亀裂は徐々に拡大していて、残った燃料のさらなる流出が懸念された。残油抜き取り作業は急ピッチで進められた。8月12日までには燃料油抜き取り作業がほぼ完了、燃料油以外の潤滑油など100トンについても一部が回収された。その後の8月15日、船体は2つに分断した。横浜国立大学の岡田哲男教授(船舶海洋構造設計)は「座礁した状態で船首部と船尾部の浮力によって下に凸の曲げの力が発生し、力が集中した前方から8つ目の貨物スペース付近が割れた」と見ている。船の上下方向には弾性があるが、湾曲できる限界を超えたため、2つに分断したと考えられている。通常では積み込む貨物の重さ、また貨物が空の場合は、取り込む海水の重さで船全体のバランスをとっているが、座礁した状態では、うまくバランスが取れなくなることが確認されている。この時も限定的ではあったが、一部の残油が流出したとされる。

分断した船体のうち、大きい方の船首部分は8月24日にモーリシャス沖15キロ、水深が3180メートルの海底へ海没処分された。小さい方の艦橋部分は8月25日現在、サンゴ礁に座礁したままである。

商船三井は9月11日に現地の環境保全などを目的に総額およそ10億円を拠出する支援策を発表した。サンゴ礁やマングローブ林を保全することを目的とした「モーリシャス視線環境回復基金」を設立し、商船三井は約8億円を拠出するほか、現地への寄付など約2億円を負担する。

運輸安全委員会は9月18日に現地に調査団を派遣することを発表した。同月20日に出発し、2週間程度かけて、船体調査や乗組員への聴取などを行う。


引用元:ウィキペディア | わかしお座礁石油流出事故




船首部分の海没処分



 船首部分を沖合に曳航している様子

わかしお撤去開始_04

 2020年8月24日にモーリシャス沖15キロ、水深が3180メートルの海底へ海没処分された時の動画を紹介。

わかしお撤去開始_05

わかしお撤去開始_06

わかしお撤去開始_07

わかしお撤去開始_08

わかしお撤去開始_09


動画のリンク先:YouTube | MV Wakashio: la vidéo du sabordage


3.「泓邦6」(HONG BANG 6)について



 この起重機船、2020年にアップグレードされたのか、2020年に新造されたのかは不明。

 というのも、所有会社のウェブページにある画像がこちら。

わかしお撤去開始_10

 そして、今回モーリシャスに到着した時の画像がこちら。

わかしお撤去開始_11

 船体寸法同じとは思えないですよね?

わかしお撤去開始_12

 中国企業のウェブページで2020年末くらいに新造された船舶写真を2ヶ月やそこらで更新している可能性は非常に低いので既存船舶をアップグレードしたのだと思います。

 それだと写真の違いも合点がいくし。

 まぁ、どっちでもいいんですけど。


船体寸法など

 
船名 泓邦6(HONG BANG 6)
竣工 2020年?
吊上げ能力 2,000t吊(固定)
1,200t吊(旋回)
長さ 129.80 m
40.00 m
所有者  云港市大力水下工程有限公司
Lianyungang DALI Underwater
Engineering Co., Ltd 


 記事にも記載がありましたが、
”The vessel arrived in Mauritius a week ago along with the Xin Guang Ha, a semi-submersible heavy-lift ship operated by COSCO Shipping.”

Google翻訳すると
”船は1週間前、COSCO海運が運航する半潜水艦の重揚陸船であるシン・グアンハと共にモーリシャスに到着した。”

 XIN GUANG HUA 載荷重量 98,000tは半潜水式重量物運搬船。これに搭載された状態でモーリシャスまで来たようです。自航船では無いんでしょうね。

 こんな感じ。

わかしお撤去開始_13

わかしお撤去開始_14






4.座礁事故現場(Google航空写真)



 GoogleMapの航空写真で座礁現場を見てみると、「わかしお」の船部分が写っていました。

 現場のモーリシャスはアフリカ大陸の南東部、マダガスカルの東に位置しています。

わかしお撤去開始_15

わかしお撤去開始_16

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わかしお撤去開始_18
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