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日本初の商用浮体式洋上風力発電事業者 戸田建設など6社

2021/07/03 12:06:19 | 風車 | コメント:0件

 秋田で建設されている日本初の商用洋上風力発電設備は着床式ですが、今回は浮体式の洋上風力発電設備。

 場所は長崎県五島市沖。福江港の南東海域。

日本初の商用浮体式洋上風力発電-01

 発電設備の出力は2.1MW×8基=16.8MW。

 秋田の出力は4.2MW×33基=138.6MW。(秋田港:13基、能代港20基)

 規模的にはそこまで大きくはないのかもしれません。

 事業者は戸田建設がスポンサーの”(仮)ごとう市沖洋上風力発電合同会社”

 この記事の掲載文の見出しは英語でしたが、気になったので紹介。あとでも出てきますが。

 ”Japan's first floating wind winner announced”

 翻訳すると”日本初の浮体式洋上風力勝者発表”

 海外からはそんな風に見られているんですね。見る視点が変わると面白いなと思いました。

 ただし、この公募に応札していたのは1者だけだったそうです。。。

日本初の商用浮体式洋上風力発電事業者 戸田建設など6社

 目次
1.掲載記事の紹介
2.経済産業省のニュースリリース
3.関連する環境省のYouTube動画



1.掲載記事の紹介




Google翻訳

日本初の水上風の勝者発表

By: James Bernthal-Hooker
14/06/2021

日本経済産業省と国土交通省(MOLIT)は、後島地域に16.8MWの水上風複合体を建設するために、6社の土田商事主導のコンソーシアムを選定しました。コンソーシアムは、東田株式会社、エネオス、大阪ガス、関西電力株式会社、INPEX株式会社、中部電力株式会社からなるコンソーシアムです。

「五島市洋上風力発電LLC」としてプロジェクトを開発する。また、試運転後に風力発電所を運営します。
提案は共同入札で、選考プロセスを通過したが、2020年6月から12月にかけて行われたオークションには他の入札
者はいなかった。開発者は一般的に、2030年までに10GWを目標としている日本沖でのより大きな浮動風力の機会に関心を持っています。後所プロジェクトは、日本で最初の商用水上風力発電所となる。
風は日本の深海にぴったりだが、今年初めに初めて固定底の洋上風力
オークションを実施した。その入札は2021年5月27日に終了し、デンマークの開発者Ørstedは地元のパートナーと入札したことを確認しました。
2040年までに欧州と中国に次ぐ洋上風力発電の第3位の
生産国となる計画。最近、経済省は2050年カーボンニュートラルのグリーン成長戦略に取り組んでいます。その目的は、欧米のサプライヤーとの国際協力を強化し、洋上風力開発を加速させることである。

引用元:4C Offshore | Japan's first floating wind winner announced



 事業はいつ頃始まるんでしょう。気になります。

 他にも、どんな形状の風車を設置するのか。

 浮体式なのでSEP起重機船は使用できないでしょうからどんな作業船を使用するのか。

 「FLOAT RAISER」が登場するのか。ご存じ無い方は過去記事を参照ください。

洋上風車組立用の浜出船が完成してたみたい!!

洋上風車組立用の浜出船が完成してたみたい!!

浜出船(半潜水型スパッド台船)が完成 平成30年5月12日に長崎県五島市の福江港で浜出船の完成披露が行われたようです。オフショアウィンドファームコンストラクション合同会社.(戸田建設株式会社及び株式会社吉田組の共同出資会社).は平成28年より設計・建造を進めてきていたようで、結構前から考えられてたんですね。 環境省のHPに載っている事業概要によると、洋上風力発電設置工事において従来の方法では、大型起重...



 秋田沖の着床式洋上風車の工事中、モノパイル打設の打設騒音で苦情が結構あるようですが、浮体式だと”騒音”の問題は無いかもしれませんね。


 記事中の”デンマークの開発者Ørstedは地元のパートナーと入札した”

 というのは千葉県銚子沖の案件ですね。

 参考までに、現在、指定されている促進区域。5か所。2021年7月現在。

日本初の商用浮体式洋上風力発電-02



促進区域とは?

促進区域とは、自然的条件が適当であること、漁業や海運業等の先行利用に支障を及ぼさないこと、系統接続が適切に確保されること、等の要件に適合した一般海域内の区域のことで、洋上風力発電事業の実施のために指定され、その区域内では最大30年間の占用許可を事業者は得ることができます。





2.経済産業省のニュースリリース



 2021年6月11日発表 経済産業省の資料。同時発表:国土交通省。



日本初の商用浮体式洋上風力発電-03

日本初の商用浮体式洋上風力発電-01


引用元:経済産業省 | ニュースリリース | 長崎県五島市沖における洋上風力発電事業者の選定について









3.関連する環境省のYouTube動画



日本初の商用浮体式洋上風力発電-04


動画のリンク先:YouTube | 地域と共生する再生可能エネルギーを求めて~長崎県五島市~

 動画の中には「FLOAT RAISER」も登場します。

日本初の商用浮体式洋上風力発電-05

日本初の商用浮体式洋上風力発電-06

日本初の商用浮体式洋上風力発電-07

日本初の商用浮体式洋上風力発電-08

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日本初の商用浮体式洋上風力発電-11

日本初の商用浮体式洋上風力発電-12

電気自動車フロント部分には五島市のイメージキャラクター。

”ごとりん”と”バラモンちゃん”。

車の側面に”つばきねこ”もいますが角度的に見えないです。





日本初の商用浮体式洋上風力発電-16

五島市の花木「ヤブツバキ」を頭に載せ、歴史的価値の高い五島市の「教会群」にちなんだベールをかぶっています。青いステンドグラスのようなベールの裾は、五島の美しい海を表しています。


日本初の商用浮体式洋上風力発電-17

五島の古くから伝わる大凧「バラモン凧」がモチーフです。


日本初の商用浮体式洋上風力発電-18

性別はヒミツ。五島市出身で、現在3歳。尻尾が曲がっているのが特徴。好きな食べ物は、うどんとカンコロ餅。ビニール袋をガサガサするのが大好き。


引用元:五島市 | イメージキャラクター




日本初の商用浮体式洋上風力発電-13

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