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洋上風車への逆風

2021/07/03 12:13:37 | 風車 | コメント:0件

 世界的にカーボンニュートラルへ向けクリーンエネルギーである洋上風車の建造を進めていますが、それに反対される方もいらっしゃるようです。

 建設される海域の近くにすまれている方、漁業関係者、環境保護・景観保護など様々。

 まだ数が少ないから何とも言えませんが、今後、設置数が増えてくるといろんな事象が起きてくるかもしれません。

 風車に船舶が衝突したり、浮体式の風車が荒天で漂流したり・・・。

 陸上の風車ですら台風など荒天時に倒壊する事故があるくらいですから、海上に設置された風車が倒れてもおかしくないですよね。

 陸上に比べてメンテナンスの難易度が高いでしょうから、機器の不具合に気付いてもすぐ点検に行けない、とか。

 考えると怖いですが、クリーンな再生可能エネルギーなので少しは我慢しなといけないんでしょうか。

洋上風車への逆風

 目次
1.日本国内の事例
2.外国の事例


1.日本国内の事例



 まずは、秋田で建設されている着床式洋上風力発電設備のモノパイル打設騒音問題。





 ”特定建設作業に伴つて発生する騒音の規制に関する基準”の別表第1号。

 住宅街、学校、病院などの近くが該当しますが、各都道府県知事や市長により指定された区域のこと。

 この区域外だと杭打ちなど大きな騒音が発生する作業時間は午前6時~午後10時まで。

 ちなみに別表第1号により指定された区域だと午前7時~午後7時まで。

 巨大油圧ハンマーで施工するモノパイル打設。騒音が出るのは誰でも分かること。

 工事開始前に近隣住民へ工事説明会等で納得してもらっていなかったのでしょうか。

 普通に考えて朝6時とか夜中9時過ぎに異音が聞こえてきたら苦情を言いたくなるような気がします。

 妥協案として指定区域ではないけど朝8時~夕方17時までしか騒音が出る作業はしませんとかを提案すれば良かったのでは、と思いました。

 施工性が落ちるでしょうが、段取り替えとか資材の運搬なんかの調整でいけそうな気もしますが・・・。

 外国のSEP起重機船はとても高額な感じがするので一刻も早く施工を終わらせたい気持ちはわかりますけど。

 あまりにも住民をないがしろにしてる感が強い気がします。








2.外国の事例



次に、フランスでの漁業関係者との対立。


Google翻訳

フランスの漁師は、風力発電所の設置船を封鎖しようとします

洋上風車への逆風-01

2021年6月27日発行 17:05 BY THE MARITIME EXECUTIVE

先週、反風力発電所運動への支持を高めるための協調ソーシャルメディアキャンペーンの後、フランスの漁船の群れは、将来のサン・ブリウック風力施設の近くの位置でオフショア支援船Aethraを取り囲んだ。

Aethraはブルターニュ沖で、将来の風力発電所と海岸沿いのグリッドを接続するための電気ケーブルの修理作業を行っていました。彼女は騒動を報告し、フランスの海事機関プレマール・アトランティックは巡視船トリオーと海兵隊のナショナル訓練船ライオンを現場に動員しました。

応答者は、風力発電所での作業を支配する県の命令に従わなかったなど、さまざまな違法行為に従事する漁師の群れを発見しました。指定された作業領域に移動する。作業船の500メートル以内に接近。船舶に近いところで危険な操縦を行うことによってCOLREGに違反する。船に遭難ロケットを発射する。そして、搭乗と破壊活動の口頭での脅威を作る - 具体的には、推進妨害 - Aethraに対して.

洋上風車への逆風-02

敵対的な漁船に囲まれて、OSVの船長は緊張を軽減し、彼の乗組員を保護するために、作業を停止し、一時的に現場を離れることにしました。

抗議行動は約1000時間で始まり、1200の少し前に解散した。岸壁に戻ると、抗議行動に従事していた漁師たちは海上警察捜査旅団の将校によって満たされた。ブレスト海事検察庁は、違反疑惑に関する最初の審理を開始した。

500 MWサン・ブリユーの設置は、ブルターニュ沖のイベルドロラ初の洋上風力発電所です。ヴァン・オードはWTIVアイオラスを使用して杭とタービンの設置を行う契約を結んでおり、イベルドロラの海洋子会社は海底ケーブルの設置を行っている。すべてのケーブルは、地域での漁業の継続を可能にするために埋め込まれる。

これは、ブルトンの漁師とイベルドロラの請負業者との間の一連の対立の最新です。地元の漁師は、62タービンプロジェクトが主要なホタテ漁場へのアクセスを破壊すると考えており、完成を防ぐために必要に応じて「前例のない対立」に従事すると脅している。12月、フランスの国務院は、漁師のグループによって起こされた訴訟に対して判決を下し、控訴プロセスを終了し、プロジェクトを進める道を開きました。

直接的な行動は、1年以上前からキャンペーンの顕著な部分を果たしてきました。2020年5月、漁船は現場の調査船を封鎖しようと試み、最近ではアイオラスの活動に抗議するために動員された。イベルドロラは、風力発電所が湾で最も収益性の高いホタテ漁場から離れて設置され、タービン列間の釣りがまだ許可されることを維持しています。

6月中旬、サン・ブリウックの基礎設置作業は、アイオロスの機器からの生分解性油圧オイルの排出により一時的に中断されました。ソースは漏れた油圧接続であり、Aeolusは検査と修理のためにオランダの彼女の故郷の港に戻りました。

引用元:The Maritime Executive | French Fishermen Attempt to Blockade Wind Farm Installation Vessel


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