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2019年9月台風15号被害

2019/09/12 17:46:23 | 台風 | コメント:0件

 関東に上陸した台風の勢力としては過去最強クラスの台風15号。各所で被害の爪痕を残していきました。今のご時世、テレビやスマホ、インターネットで気象情報を入手することが出来るのでみなさん台風に備えていたとは思いますが、それでもたくさんの被害が出てしまいます。ですが、去年の関空連絡橋への貨物船衝突のように、人災ともいえるような事例は防ぐことが可能でしょう。
 海上での事故だと漂流、他船と衝突、よもや沈没したりといろんな可能性があります。自船だけの物損ならいいですが、多くの人が利用する公共物の破損や一番恐ろしいのが海上への油の流出。ひとたび海上へ油が流出すると、全てを回収することはほぼ無理です。被害が多方面におよび、社会的な責任が大きく、どんな会社でも倒産するリスクが潜んでいます。
 被害状況を見て、知っておくだけでも、今後の対策に何か有効かもしれません。
 海、クレーン関係の被害状況をまとめてみました。



台風15号進路など


 


台風15号被害-1

引用元:国際気象海洋(株) | 台風15号進路図(気象庁発表)




概要
8月30日未明(協定世界時29日18時頃)にマーシャル諸島近海の国際日付変更線やや東側で熱帯低気圧90Wが発生し、同日9時(協定世界時30日0時)頃に東経域に進入した。合同台風警報センター(JTWC)は9月1日18時(協定世界時1日9時)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、2日6時(協定世界時1日21時)に熱帯低気圧番号14Wを付番した。熱帯低気圧は太平洋をしばらく西進した後、5日15時に南鳥島近海の北緯19度35分、東経155度25分で台風となり、アジア名ファクサイ(Faxai)と命名された。

台風は小笠原近海を北西に進みながら徐々に発達し、8日21時には神津島付近で中心気圧955hPa・最大風速45m/sの「非常に強い」勢力となった。この勢力を保ったまま台風は三浦半島に接近、9日3時前に三浦半島を通過した。台風の中心は東京湾に抜けて北東に進み、9日5時前には千葉県千葉市付近に上陸した。台風が「非常に強い」勢力(JTWCの1分間平均風速ではカテゴリー3相当)を保ったまま関東の至近距離まで接近するのは非常に珍しく、千葉市付近に上陸するときの勢力は中心気圧960hPa・最大風速40m/sの「強い」勢力であったが、関東上陸時の勢力では過去最強クラスとなる。
その後、茨城県水戸市付近で海上に出た台風は、福島県や宮城県を暴風・強風域に巻き込みながら東進した。
気象庁による台風上陸直前の警告開始により、各地の防災準備が間に合わず、少なからぬ被害拡大に繋がった可能性がある。気象庁による台風第15号発生の発表があった9月5日午前3時には、日本の気象庁は「進路によっては台風第15号が東日本から西日本の太平洋側に近づく恐れがある」と曖昧な表現で注意を促し、9月7日には「コンパクトな台風」と弱小勢力であるような表現で注意を開始したが、9月8日午前11時になって態度を急に覆し、「記録的な暴風」が吹く可能性があることを警告し始めた。しかし、気象庁からの最初の発表があった9月5日午前3時には、既にアメリカ軍のJTWCが、台風第15号が9月9日午前3時頃に静岡県付近に上陸し、その時点の平均風速が約35m/sで、最大瞬間風速が約42m/sであること(つまり上陸時点で非常に強い台風であること)を確定して公表していた。

記録
・最大瞬間風速は、9月8日に東京都神津島村で風速58.1メートルを観測した。
・千葉市では最大風速35.9メートル、最大瞬間風速57.5メートルを観測[7]。
・西は静岡県伊豆地方から、東は福島県浜通り地方までの各一部地域に土砂災害警戒情報が発令された。
・静岡県伊豆市では、台風接近後はじめて記録的短時間大雨情報が出た。

引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 令和元年台風第15号



作業船半沈、岸壁乗り上げ(三菱重工 本牧工場)



台風15号被害-2



事故現場のgoogle map航空写真
台風15号被害-3




貨物船走錨による接触(南本牧はま道路)



台風15号被害-4

船舶が衝突して損壊し、通行止めとなった南本牧はま道路=9日正午ごろ、横浜市中区の南本牧ふ頭
引用元:神奈川新聞社 | 【写真特集】台風15号の被害状況



事故現場のgoogle map航空写真
台風15号被害-5

貨物船と実習船が衝突(神奈川県横須賀港)




海洋科学高の実習船、衝突され破損 台風の影響で横須賀沖に停泊中

台風15号被害-6

 遠洋航海の途中で神奈川県横須賀市の沖合に停泊していた海洋科学高(臼杵市)と香川県立多度津高の共同運航実習船「翔洋丸」(670トン)に9日午前2時ごろ、台風15号の強風で流された砂利運搬船が衝突した。海洋科学高によると、乗船していた両校の生徒や教職員ら計62人にけがはない。
 船体の一部や漁の機器が壊れたため航海を中止し、生徒たちは10日以降、陸路で帰宅する。
 海洋科学高によると、ぶつかったのは、付近に停泊中だった広島県の第三十六親力丸(おやりきまる)。強風でいかりごと流され、右側船尾が翔洋丸の右側船首に衝突した。翔洋丸は外板上部とマグロはえ縄漁に使う機器2台が破損した。自力航行はできるという。
 同船は4月に完成。今回が初めての遠洋航海で、今月4日に臼杵港を出港した。神奈川県三浦市の三崎港で燃料などを積み、7日にハワイ沖に向かったが、台風の影響を避けるため横須賀市の京浜港沖で停泊していた。航海は11月9日までの予定だった。
 同校の鶴原誠二副校長は「けが人がなくて良かった。なるべく早く船体を修理し、再び実習を計画したい」と話している。

引用元:大分合同新聞 | 海洋科学高の実習船、衝突され破損 台風の影響で横須賀沖に停泊中 2019/09/10 03:01



実習船「翔洋丸」
台風15号被害-7

砂利運搬船「第三十六親力丸」
台風15号被害-8

海釣り桟橋に船舶接触、渡橋が落下(横浜港)


 台風の時化で破損したようにも見えますが、内閣府発表の被害状況にも”本牧海釣り桟橋に船舶が接触し、渡橋が落下”とあるので、衝突したようです。

台風15号被害-9

台風15号被害-10

台風15号被害-11

動画のリンク先:YouTube | (2019.9.10 / 台風15号通過後の本牧海づり施設)

事故現場のgoogle map航空写真
台風15号被害-12

台風15号被害-13

大黒大橋の橋脚に浮きドックが接触(横浜港)



台風15号被害-14

9日午前5時55分ごろ、大型の浮きドックが漂流し、大黒大橋(横浜市鶴見区)に接触していると118番通報があった。浮きドックは自ら海中に浮き沈みして船舶を運ぶための台船で、同8時半ごろにタグボート2隻でえい航されたという。

引用元:神奈川新聞社 | 【台風15号】横浜港にも爪痕 浮きドックや旅客船が漂流



事故現場のgoogle map航空写真
台風15号被害-15

ダム水面の太陽光パネル燃える(千葉県市原市)



台風15号被害-16

台風15号被害-17

台風15号被害-18

9日午後1時ごろ、千葉県市原市で「ソーラーパネルが燃えている」と119番通報があった。県警市原署や市原市消防局によると、山倉ダムの水面に浮かべられた太陽光パネルが風に流され、折り重なるようにして、少なくとも約50枚が燃えているという。けが人の情報は入ってきていないという。

引用元:朝日新聞社 | YouTube | ダム水面の太陽光パネルが数十枚燃える 千葉・市原



事故現場のgoogle map航空写真
台風15号被害-19

タワークレーンブーム折れ(平塚市紅谷町)




台風15号被害-20

台風の影響で折れ曲がった作業用クレーン=9日午前8時ごろ、平塚市紅谷町

引用元:神奈川新聞社 | 【写真特集】台風15号の被害状況



タワークレーンブーム折れ(神奈川県藤沢市江の島)




台風15号被害-21

 藤沢市江の島の五階建てビルの建設現場で午前二時半ごろ、高さ約十五メートルのクレーンから伸びる長さ約二十メートルのアーム部分が折れ曲がり、隣の江島神社の「車祓(はら)い所」でみかげ石製の鳥居が割れる事故が起きた。強風のためとみられる。
 現場責任者の男性は「台風でも大丈夫だと思っていたが、どんどん風が強くなった。破損については誠意を持って対応したい」と話した。 (吉岡潤)

引用元:東京新聞 | 藤沢・江島神社 クレーンのアーム 折れて鳥居を破損



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