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SEP型多目的起重機船「CP-8001」進水

2018/03/19 19:27:25 | 起重機船_日本 | コメント:0件

SEP船進水-1

日本初のSEP型多目的起重機船


 日本にはSEP船もありますし、起重機船もいますが、SEP型起重機船は日本初だそうです。似たような作業船でSEPにクローラークレーンを搭載しているものはありますが。
 今回完成して進水されたのは、ベースとなる台船部分だけのようです。これからクレーンや居住区、レグなどを艤装して2018年9月頃の完成を目指しているそうです。

進水の様子
SEP船進水-2


以前紹介した自己昇降式作業船の作業風景
中国_自己昇降式起重機船-17
紹介記事⇒⇒⇒中国で洋上風力発電設備建設用の自昇式大型起重機船完成!!

船体寸法などの要目


 船体はそこまで大きくないです。レグ長は66m。800t吊のクレーンを搭載。
SEP船進水-3


船名「CP-8001」の由来


 "C"はクレーン、"P"はパイリング(杭打ち?)、"8001"の800はクレーン能力の800t吊、1は日本初の意味。らしいです。



ヘリデッキも搭載


 洋上の遠隔地での作業を見込んで、ヘリデッキも搭載されるそうです。居住区も最大120人規模のスペースを確保。快適なのかな。完成が待ち遠しいです。

国内洋上風力の展望


SEP船進水-4

 今月閣議決定された「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律案」によると政府が「促進区域」を指定した後、発電事業者を公募して選定する制度を創設。発電事業者に最長30年間の占用許可を与え、発電事業を認める。政府は占用公募制度の運用を通じ、国交相と経産相が指定する一般海域での洋上風力発電事業の促進区域として、2030年度までに5区域の指定を目指す。陸上も含めた風力発電全体の導入容量として、30年度までに約1000万キロワット(16年度約330万キロワット)の達成も目指す。とのことです。1000キロワット=1メガワットなので、30年度までに1万メガワットを目指すということになりますね。
 数字だけみても相当な工事量が発注される見込みとなっています。5区域に指定されると風車だらけになってしまいそうですね。
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